裸足で歩くことのメリット

裸足で歩くことで健康効果?
リモートワークの普及で、自宅で過ごす時間が増え、家の中を素足で歩く機会も増えたのではないでしょうか。
実は、それって足にとても良いこと。
足を長時間シューズに押し込めず自由に動かすことで、失われかけていた足本来の機能や筋力を取り戻すチャンスになるんです。
屋内外での裸足歩行がもたらすメリットと、始め方のコツを解説していきます。
そもそもなぜ靴を履くのか?
私たちは先祖代々、足を鋭利なものや細菌、悪天候から守るために靴を履いてきました。最初は実用性重視だった靴もやがてファッション性が優先され、より細く、シャープにと、快適性や機能性が二の次に。結果として、足トラブルの原因を作ってしまった面もあります。
とはいえ、今ではどこでも素足というわけにはいきませんよね。飲食店や商業施設を裸足で歩いていたら、ちょっとした有名人です(笑)
でも足の健康を本気で考えるなら、まずは自宅の庭やキャンプ場など、ぜひ安心できる場所で試してみましょう。
裸足で屋外を歩くメリット
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怪我予防につながる地面からのフィードバック
地面の凹凸を素足で感じ取ることで、足首の捻挫などを防ぎやすくなります。 -
バランス力の向上
足指が自然に開くため接地面積が広がり、不安定な道でも安定して歩けるように。 -
「アーシング(グラウンディング)」効果
土や砂、草の上を裸足で歩くと、地面の電子が身体に伝わり、炎症軽減や血行改善など生理的なメリットが得られるとの研究結果もあります。 -
足本来の筋力強化
シューズのサポート機能に頼りすぎたり、細いシューズを履き続けていると足の筋力が弱まります。裸足で歩くことで足底の筋肉が鍛えられ、ランニングやハイキングのパフォーマンス向上にもつながります。
さらにこんな健康効果も
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ケガの減少
細い靴先に足指を押し込むストレスがなくなり、繰り返しの不自然な動きによるトラブルを防ぎます。 -
姿勢の改善
足裏からの衝撃吸収と筋力強化が背骨のアライメントを整え、腰痛や肩こりの緩和に寄与。 -
睡眠の質向上
アーシングによる睡眠改善効果を検証した研究では、痛みやPMS症状の緩和、睡眠時無呼吸の改善が報告されています。 -
自然な抗炎症作用
地面との直接接触で自律神経や体内リズムが整い、血流促進や炎症抑制に役立ちます。
始め方のコツ
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短時間からスタート
まずは10〜15分を目安に室内で素足で立つことから。慣れたら柔らかい芝生や土の上へ。 -
ミニマリスト・シューズで慣らす
いきなり完全に裸足ではなく、ゼロドロップやミニマルなシューズで足指や筋肉を徐々に目覚めさせましょう。 -
バランス運動
片足立ちやシングルレッグデッドリフトなどで、バランス感覚を鍛えるとさらに安定します。 -
裸足スポーツに挑戦
ヨガやピラティスなど、素足前提の運動から始め、裸足感覚にスムーズに移行。
LEMSのシューズは、裸足に近い感覚を追求しつつも保護性を兼ね備えた設計。時にはシューズを脱いで、自然の上を素足で歩いてみる──そんな習慣が、あなたの足と身体をさらに健やかにしてくれるはずです。
