一般的なシューズvsナチュラルフットシェイプ

いつも履いているシューズを思い浮かべてみると、先端がシャープに先細っていますよね。
実はこれって、私たちの足にとって大きな負担なんです。

細いトゥボックス(つま先部分)は、外反母趾やハンマートゥなど、さまざまな足トラブルの原因になります。


1. 細身のシューズが招く悪循環

  1. 足指の圧迫
    本来広がるはずの足指が押し込まれ、外反母趾など足のトラブルを引き起こす。

  2. 筋力低下・機能衰退
    不自然に固定された足は、自らアーチを支えようとせず、筋力や柔軟性が弱まる。

  3. バランス感覚の悪化
    可動域が狭まり、地面をしっかりつかめなくなるため、転倒や捻挫のリスクが増大。

  4. 衝撃吸収力の低下
    アーチ本来のバネ機能が失われ、歩行・走行時の衝撃が膝や腰へ伝わりやすくなる。

  5. 全身への負担増加
    歩行フォームが歪み、姿勢の崩れから腰痛・肩こりなど全身の不調につながる。

私たちの足は本来、左右に広がったしっかりした足底で、指も自然に開いています。
この状態から2〜3歳の頃には、次第に先細りのシューズに足を押し込まれるようになるのです。


2. なぜ「ナチュラルフットシェイプ」が重要か?

  • 足指が開くスペースを確保できる
    人間の足は、本来「裸足」で地面に接地し、足指を開いてバランスを取るよう進化しています。実際、裸足文化が根付く地域では、しっかり足指が開き、外反母趾などの足トラブルが非常に少ないというデータもあります。

  • 科学的エビデンス
    足裏の骨・筋肉・腱が地面からの感覚を脳へ正確に伝えることで、自然と正しい姿勢・歩行フォームが生まれる。


3. ナチュラルフットシェイプの具体的なメリット

  • 快適性アップ
    足指を締めつけずリラックス。長時間歩いても痛みやしびれを軽減。

  • ケガ予防
    足指が自然に開くことで筋力が向上し、外反母趾やシンスプリントを防止。

  • 正しいアライメント
    足本来の形状を保つことで、足首・膝・腰の自然な位置を促進。従来のシューズは問題を対処療法的に「補正」しますが、ワイドトゥボックスは足の正しい動き、すなわち根本から改善していきます。

  • 可動域&バランス向上
    足が本来の動きをすることで、滑りやすい路面や不整地でも安定性が増します。


4. LEMSのこだわり

LEMSは、すべてのシューズを一般的なものより広めのトゥボックス設計にしています。

  • 足の前部をのびのびと開放

  • 指先を自由に動かせるゆったりシルエット

  • アーチ機能を邪魔しない自然な設計

「人間は靴を履かなければならない以上、せめて足を本来の状態に近づける靴を選んでほしい」
― 創業以来の想いを形にしたのが、LEMSのナチュラルフットシェイプです。


まとめ

細身・先細りシューズが知らず知らずのうちに足を変形させる一方、ナチュラルフットシェイプは足本来の機能を取り戻し、快適で効率的な歩行・ランニングをサポートします。

まずは一度、LEMSを手に取って、指先を自由にのびのびと開く、“本来の足の感覚”を体験してみてください。